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横山 賢一*; 村田 佑介*; 椎森 芳恵*; 酒井 潤一*; 山本 正弘; 内山 軍蔵; 野島 康夫*; 藤根 幸雄*
腐食防食協会第58回材料と環境討論会講演集, p.11 - 12, 2011/09
使用済核燃料再処理施設で用いられる純Ti、及びTi-5Taについて、水素ぜい化特性を引張試験と、定荷重試験によって評価した。両材料とも、室温付近の水素吸収は試料表面に水素化物を生成するだけで、試料内部への影響は少ないと考えられるが、定荷重試験では弾性範囲域の応力負荷であってもき裂が発生し伝播することを示した。また、Ti-5Ta合金は、純Tiに比べるとき裂の発生と伝播が遅いため水素ぜい化特性に優れることが示唆された。
三村 達矢*; 西方 篤*; 水流 徹*; 山本 正弘; 内山 軍蔵; 野島 康夫*; 藤根 幸雄*
腐食防食協会第58回材料と環境討論会講演集, p.15 - 16, 2011/09
使用済核燃料の再処理施設においては腐食環境を考慮し純Ti及びTi-5Taを使用した機器が存在する。これらの機器が水の放射線分解で生成した水素を吸収してぜい化する可能性を検討している。そこで、再処理溶液中での水素の安定性を評価することを目的とし、溶液中の水素溶解度について、水素ガスを飽和させた硝酸塩溶液中でチャンネルフロー電極法によりアノード分極曲線をとり、水素溶解度を決定する方法を検討した。
加藤 千明; 本岡 隆文; 山本 正弘
腐食防食協会第58回材料と環境討論会講演集, p.17 - 20, 2011/09
高濃度硝酸塩を含む硝酸水溶液中では、硝酸塩由来のNO濃度が高いほどCr(VI)等の酸化性イオンの再酸化能が高まりステンレス鋼の腐食が加速することが報告されている。これまでに開発してきた沸騰硝酸水溶液の熱力学モデルを用いて、沸騰硝酸水溶液中の金属イオン種の原子価状態を定量的に計算し実測値との比較を行った。さらに、その応用として、硝酸水溶液中でのCr(VI)の再酸化挙動に及ぼすNO濃度の影響を検討した。その結果、最適化された沸騰硝酸熱力モデルは、硝酸の酸化還元電位と金属イオン種の再酸化挙動を定量的に評価可能であり、高濃度沸騰硝酸中ではCr(VI)が生成可能で有ることを熱力学的に示すことができた。
椎森 芳恵*; 酒井 潤一*; 横山 賢一*; 本岡 隆文; 内山 軍蔵; 野島 康夫*; 藤根 幸雄*
腐食防食協会第58回材料と環境討論会講演集, p.13 - 14, 2011/09
再処理環境下では水溶液の放射線分解によって水素が発生するが、発生水素量とチタン及びチタン合金の水素吸収量との対応は明らかではない。本研究では、カソードチャージ法によりチタン材に水素添加するとともに、放射線照射による発生水素をチタン材に水素添加することで、発生水素量と水素吸収量の対応の比較検討を行った。放射線照射によって発生した水素のごく一部がチタン材に吸収されることを明らかにした。水素吸収率の差異は金属表面における水素濃度の違いによって生じることが示唆された。
佐藤 智徳; 山本 正弘; 加藤 千明; 塚田 隆; 扇 裕和
腐食防食協会第58回材料と環境討論会講演集, p.185 - 188, 2011/09
288C純水中でのステンレス鋼のインピーダンス測定により、高温水の各種環境因子を測定した。また、測定系に関して有限要素法による電位、電流線分布解析を実施し、液抵抗の測定結果からセル定数と288Cの高温純水の導電率を導出した。有限要素解析から、エッジ方向への電流の膨らみの結果、膨らみを考慮しない場合より電流は約1.3倍流れることが示された。有限要素解析より導出した液の導電率は従来の高温水導電率と比較的よく一致した。